紫外線対策スキンケアのススメNo.3

1)SPFとPA
サンスクリーン剤の性能はSPF(Sun protection Factor)という値とPA(protectiion Grade of UVA)という値が用いられています。SPFは紫外線B波(UVB)を浴びて出来る肌の赤みを基準にしてキメ、紫外線B波に対する効果を表しています。2~50まで表されています。

一方、PAは紫外線A波(UVA)を浴びた後のメラニンの酸化で起こる反応を基準として決めています。PAと一緒に表示されている+(プラス)は、PA+:UVA防止効果がある、PA++:UVA防止効果がかなりある、PA+++:UVA防止効果が非常にあるという意味です。


2)SPF値の勘違い!量の問題
SPF値が高いほど紫外線Bは(UVB)の防止効果が高くなります。例えばSPF50というと、何も塗らない状態に比べて50倍日焼けしにくいということで、イメージ的にはほとんど日焼けしないと思ってしまいます。しかし、SPF値を決めるときの塗り方は、実は実際に女性が塗る量(顔にパール2個程度)の5倍くらいと言われています。つまり、ファンデーションが浮いて塗れないほど、普段の5倍の量の日焼け止めを塗らないとその期待通りの効果ではないということです。
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3)SPF20とSPF50も効果はそんなに違わない?
実は、SPF15以上では、SPF20だろうと50だろうと効果はそんなに違いません。例えばSPF2は役50%の紫外線をブロック、SPF4は約75%の紫外線をブロック、SPF8は約85%の紫外線をブロック、SPF15は約90%の紫外線をブロック、SPF30は約95%以上の紫外線をブロックとなります。
SPF15以上になれば紫外線透過量は10%以下となり大きく差はなくなるので、日常生活ではこれで十分です。ただし、SPF50などの強めのモノはスポーツ用やリゾート用なので、耐水性が強いなどの違いがあります。

4)重要なのは、TPO(時と場所)です。
ポイントは、日焼け止めの使い分けです。海や山へ行く時には強いものが必要ですが、日常生活で光老化を避けるためならSPF15程度で充分なんですね。

・日常生活では、肌に優しいSPF低め15までで充分!
・プールや海、山登りの時はSPF高めの30~50のものをその時だけ使用


SPFが高くなっても効果は頭打ちですが、紫外線防止剤などの化合物の副作用は一直線に増えます。つまり、SPFが高くなっても紫外線防止効果はそれほど期待できないのに、高濃度の化合物による肌荒れが心配になるからです。したがって、毎日SPF50の日焼け止めを塗るなんて大間違いで、お肌を傷めてします。日常生活用とレジャー用は使い分けましょう。
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5)効果的な塗り方
SPFの値を信じすぎないようにしましょう。量が少ないと、もちろん効果が落ちます。特に海など紫外線の量が強い場所で長時間過ごすときは充分な量を塗ることが大切です。塗り方のポイントは重ねづけです。全体にのばしたあと、頬や鼻などの高い部分は重ねづけが必要です。

6)日焼け止め成分は?
紫外線防止剤には、紫外線の一部を吸収する吸収剤と紫外線を反射する散乱剤があります。これらが単独あるいは組み合わせて用いられています。

・紫外線吸収剤・・・
UVB領域の紫外線をよく吸収しますが、UVAを効果的に吸収する成分は限られている状況です。吸収剤は化学物質なので、かぶれを起こすことがあり、あわない方は「ノンケミカル」とか「吸収剤未使用」などと表示されている散乱剤だけの製品を使ってみると良いでしょう。

・紫外線散乱剤・・・
散乱剤は酸化チタンや酸化亜鉛が主体で、ほとんど全ての紫外線及び可視光線を反射散乱します。また、以前は塗ると白くなる製品が多かったのですが、最近では改善され白くならないものが増えています。

*最近開発が進み、散乱剤でかつ吸収作用を持つものも登場し、有機系素材と無機系素材に分類されるようになりましたが、一般的にわかりやすく従来の散乱剤と吸収剤にわけています。
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・ノンケミカル・・・
紫外線吸収剤を含まない日焼け止めという意味です。肌が弱い方は、ノンケミカルを使う方がオススメです。

・ウォータープルーフ・・・
シリコンオイルなどを入れて、耐水性を持たせたもの。汗で崩れないのはよいが、落とす時に肌に負担がかかり、肌が傷みやすいので注意。

7)一番理想の日焼け止めは?
それは肌の外側と内側からのダブルブロックができる日焼け止めです。肌の外側では紫外線防止剤で紫外線をブロック。しかし、100%ブロックはできないので、肌に侵入してきた紫外線により発生する有害な活性酸素を抗酸化物質(ビタミンCやE、フラーレン)でブロック(肌の内側でブロック)。このダブルブロックが一番理想の日焼け止めですね。

8)子供に塗ってもいいんですか?
日焼け止め(サンスクリーン剤)を使うというと、お母さんは「子供に塗ってもいいんですか?」という疑問があるようです。ところが、一生浴びる紫外線の半分を18歳までに浴びてしまうというデータもあります。紫外線で皮膚の細胞のDNAが傷つきやすい子供こそ、日焼け止めが必要です。
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さて次回は、日焼け止め意外の紫外線対策すぐれものを紹介しますね。