シミの種類と治療

20170717-000.jpg

20170717-001.jpg
シミを取りたいという方はだいたいこの4種類のシミが多いです。シミの種類によって治療法は異なり、どう組み合わせるか考えます。

20170717-003.jpg
この方は、40代の女性で、光老化のシミに肝斑が重なって、目の下のクマは青あざのシミも疑われました。若いときはよくゴルフで日焼けをされていたそうです。

右の頬のシミ(※青色の点線部分)は、10年くらい前に液体窒素治療を行った痕だそうですが、一旦薄くもならなかったそうなので、炎症後の色素沈着というより、シミがそのまま残っていると考えQスイッチルビーレーザーを照射しました。その後は、肝斑やレーザーをしていない普通のシミに対して、ビタミンAの治療として、オバジZOを行いました。

とてもきれいになっています。シミだけでなく、小じわ、毛穴も良くなっていますね。

「右のシミがあったところが皮膚が硬くて、笑ってもきれいに笑えなかったのに、綺麗に笑えるようになった」と。
「そういうこともあるのかなあ」と感心しました。

たるみに比べると、シミ治療は簡単だと思う今日この頃です。

レーザーとビタミンA治療併用の効果

20170415-00.jpg

20170415-01.jpg

この方は60代前半の男性です。お孫さんもおられて、一緒に釣りに行ったりされるそうですが、 シミが気になるということで来院されました。11か月後、綺麗になっています。「自分でも若返ったと思う」と言ってくださいました。

はじめに、紫外線で出来る普通のシミをCO2レーザーとQスイッチルビーレーザーで取り、その後メドライトC6レーザーを8回、その後は、ビタミンAの治療として、毎日塗るホームケアとロールキット、サロンで行うビタミンACのトリートメント、そして、フォトフェイシャル(IPL)を1回行いました。

現在も、ホームケア、ロールキット、トリートメントと、時々何ヶ月に1回というペースでフォトフェイシャルをしてメインテナンスできています。

フォトフェイシャルの時は、「シミが黒く浮き上がってとれるのかなあと不安だったけど、ポロポロ落ちたら前より薄くなっていた」そうです。

たまたま手元にこの方の写真があって、ちょうどメドライトC6照射5回目の別の男性の患者さんに「~さんも、この写真の方と、同じ治療の途中ですよ。」と見せました。
「そうですか」くらいの反応と思ってましたが、いきなりメドライトC6後冷却中のベッドから起き上がって、「この人に勝ちます!」という言葉が!!
スタッフと3人で、「そうですね! じゃあ、がんばりましょう!!」と誓い合いました。




20170415-02.jpg
フォトフェイシャルは、最近最新型のM22を導入しました。フォトフェイシャルは、こんな感じです。

20170415-03.jpg
濃いシミやソバカスは翌日くらいに黒く浮き上がって普通に顔を洗ったりお化粧していると1週間くらいでボロボロ落ちて、以前よりも薄くなっていきます。シミを取りきるのではないが、薄くして散らしている感じです。そのあとビタミンAの治療で押えきります。

美容皮膚科学会に行ってきました

2015_0804_01.jpg

2015_0804_03.jpg
レーザーの展示もいっぱいです。
新しいレーザーもたくさんありました。

2015_0804_04.jpg

逆に長期間使っているフォトフェイシャル(IPLという機械)ですが、以前からこの10年以上で回数をかなりしている患者さんが、色味(シミ・そばかすなど)の治療なのに、「たるまずふっくらしてシワもあんまりできない。なんでだろう。」と思っていましたが、IPLの機械で3ヶ月おきくらいに、わりと弱めに回数を重ねていくと高齢者に若返りに関する遺伝子が発達してくるという研究報告があり「なるほどなあ~」
今後は積極的に「弱くIPL3ヶ月毎に照射治療」をしていこうと思いました。

-------------------------------

さて、私は『ビタミンAの治療』が大好きです。ビタミンAの高機能化粧品というと「エンビロン」と「NEWオバジZO」。

2015_0804_06_1.jpg

2015_0804_07_1.jpg

そのZOについての講演を聞いて良かったです~。

2015_0804_08.jpg

オバジZOは、今クリニックで塗り方のいろんな工夫をしていますが、シミ、シワ、ニキビの患者さんにどんどん効果を出すためにというのが中心です。
しかし、ほんとうに悩みがない人でも、一般化粧品やめて、これだけ塗ればそれだけでも「良くなった」と実感できるだろうなと思いました。

例えば、私は「洗いすぎない、こすらない、塗りすぎない」のスキンケア指導とメイク指導を基本としているので、洗顔を簡単にして、保湿目的だけの化粧品1個だけにして(塗るものを減らす)、1ヶ月でくすみもニキビもこれだけ改善します。


2015_0804_09.jpg
こちらは40代の女性です。洗顔方法を変えただけで、3週間で肌あれ・くすみが改善された症例です。

2015_0804_10.jpg
こちらは30代女性の方です。洗顔方法とファンデーションを変えただけで、ニキビが改善されました。

(この後、お二人はオバジの強いビタミンAのお薬治療に入りました。強い集中治療前に肌を整えたという状態です。)

そこで、集中治療にこれない、忙しくてクリニックに通えない方でも、その1個の化粧品をデイリーパワーディフェンスにしようと思いました。

2015_0804_11.jpg
やさしくビタミンA、抗酸化物質のビタミンE,ペプチド、セラミドが配合されていて、3ヶ月6ヶ月でかなり改善されると思います。
学会でもデイリーパワーディフェンスがアトピー肌でも敏感肌でも使えると発表されていました。朝はデイリーパワーディフェンスと日焼け止め兼化粧下地のサンスクリーンプライマーを塗ってファンデーション、夜はデイリーパワーディフェンスのみ。それで今まで一般化粧品しか使っていなければ、きっと見違えるように肌は蘇ると思いました。
これは、クリニックでなくても市場町のウエスト、クレメントホテルのascクレメント、もちろんメンズはメンズascで大丈夫です。

もっと効果を求める方の場合は、そこでビタミンAの濃度を高くしたり、ピーリングローションを組み合わせたりすれば良いだけです。

----------------------------------------------

「あ、そうか。こうしてみよう!」など、いろいろ毎日の診察の改善点など考えながら、発表を聞いた後は・・・・

2015_0804_12_2.jpg
トルコ料理店でベリーダンスを観るのです。

2015_0804_14.jpg
フラメンコをされているダン友(ダンス友達)の愛媛県の村上先生も踊る踊る

2015_0804_15_2.jpg
そして、以前講演会に来ていただいたクロスクリニックの石川先生。
先生は「僕まで踊ると、写真撮る人がいなくなるでしょ~」と。

シミは取ったらまたでてくるの?

2012_0802_01.jpg
日差しが強く紫外線が気になる季節になりましたね。さて、一般にみなさんがシミと言っているシミは、その紫外線が原因(光老化)でできる「老人性色素斑」です。

30歳過ぎたらほとんどの方にできてくるので、「老人性なんて・・・、成人型色素斑とかにしてほしいなあ」と思います。このシミは非常に取りやすく一旦取ると出てきません。「シミは取ったらそのままなの?またでてくるの?」というのが患者さんの一番の疑問なのでちょっとまとめてみました。

-----------------------------------

シミには種類があって、

1)1回とったら絶対に出てこないシミ
■老人性色素斑(Qスイッチルビーレーザーで取った場合)
0802-01.jpg
0802-02.jpg

■青あざのシミ(遅発性両側性太田母斑様色素斑、ADMなどの名前いろいろ)
0802-03b.jpg
0802-04b.jpg
0802-05b.jpg

-----------------------------------

2)メインテナンスケアしていれば取れたままのシミ

0802-06.jpg
0802-07.jpg

■そばかす
0802-08.jpg
0802-09.jpg

-----------------------------------

3)うすく取れた状態にコントロールしていくシミ

■肝斑(濃くなる原因をさけていればでてきません)
0802-11.jpg
0802-12.jpg


シミの種類によって治療は異なり、あとのケアも違います。きちんとすればシミは取れたままだし、普通は年とともに出来てくるはずのシミまで押さえきることができますよ。

今すぐ出来る美肌スキンンケアのコツ、お教えします!

「こすらない」、これです。
最近私は、クリニックの患者さんとスタッフに「一日中それしか言わないのか!」と思われるくらいしつこく言い続けているのです。
以前から、「洗いすぎはよくない」「洗浄力の強い洗顔剤で大切な皮脂膜をとってしまいせっかくのバリヤーをこわしてます」「洗顔はやさしくね」などと言っていましたが、さらにヒートアップしています。
 実は、「シミはどこまでなおるのか」講演会のあと、たくさんのシミの患者さんがこられました。肝斑というシミは、目の下頬のあたりに左右対称に出来るシミ、妊娠分娩をきっかけに出てくることが多く女性ホルモンとの関係がいわれています。また、紫外線やストレスや睡眠不足、こする刺激などでも濃くなるので、女性ホルモン以外の要因が関係しているとも言われています。しかし、患者さんの話をよくきいていくと一番の原因は「こすること」というのが今回本当によくわかりました。クレンジングでマッサージをまじめにし始めてシミが広がった方、毎日リンパの流れをよくするようにメイクの時こすってシミ

が広がった方、シルクの玉で洗顔するようになってシミが広がった方、シミはマッサージで新陳代謝をよくすると薄くなると言われて実行し濃くなった方、患者さんのお話は情報の宝庫です。マイクロスコープや手術顕微鏡でも実にはっきりとこすりすぎてキメがこわれているがわかります。

0704drroomsimi04.jpg

 さて、ではどうすればいいのでしょうか?洗顔は泡でやさしくというのはもちろんですが、すすぎの時も手はふれないようにバシャバシャです。そして、洗顔だけではないんですね。ファンデーションを落とそうとしてクレンジングの時、一生懸命クルクルマッサージまどしないでくださいね。肝斑のシミができる人は、スクラブ洗顔やマッサージなど禁止ですよ。クレンジングもタオルも柔らかいもので、やさしく押さえるようにして拭いてください。タオルでこすっちゃだめですよ。そしてまだ湿っているうちに化粧水(ジェル)を塗りましょう。化粧水もクリームももちろんやさしくこすらないように塗っていきます。どれくらいやさしくかというと「顔が動かないくらいやさしく」です。触れるか触れないかですね。

0704drroomsimi03.jpg


そして、さらに多い「こすっているのに気づいていない行為」。元気よくメイクしていませんか?スポンジでガッガッとファンデーションをつけていませんか?ファンデーションはやさしくそーっとそーっと置いていってくださいね。
 目の下、頬のあたりに左右対称にシミの出来ている方。心当たりはありませんか?今日からこするのは止めましょう。そして、今のあなたに肝斑のシミが出来ているのはなぜ?考えてくださいね。肝斑の患者さんのほとんどが「化粧が残るとシミになる」と信じて洗いすぎ、こすりすぎているのです。
 また、こすりすぎはシミだけでなくシワの原因でもあります。そして、皮溝というミゾがこすることによって、キメが削り取られてしまっています。キメがないところは、もちろん化粧も崩れやすいのです。
さあ、「こすらないぞ!」でふっくらキメ復活、シミ撃退です。